レンタカーの旅が齎してくれた、日本での忘れられない旅

公開日 Sep 30 2019
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車での旅を通して僕たちが見つけたこと  

ドライブ

普段と違った風景を見ながら、そして感じながら、普段見慣れている様子と違った風景を見ながら走る道。都会のビルの間をすり抜けて走る高速道路。まるで小さな観光スポットのような、高速道路のサービスエリア。レンタカーを借りて旅する日本は、新しい景色をたくさん見せてくれます。「車を運転する」という行動は同じなのに、旅先では違った感覚になるのはなぜでしょうか。

高速道路

この夏、僕たちはレンタカーを借りて成田(千葉県)から長野県まで小さな旅をしました。成田から長野までは、新幹線で約3時間半。車で行くと、4時間と少しの道のりです。移動にかかる時間で言えば、車のほうが少し長い。しかし、車での旅は、ガイドブックに載っていない小さな発見や驚きがありました。

レンタカーで旅をすると、体験と見えるものの幅が広がります。それは「より深い日本を知る・より深い日本の体験につながる」と、僕は思うのです。

ハイスペックな日本のレンタカー事情に驚いた 

今回僕たちが到着したのは、成田空港第1ターミナル。今年の日本はまだ梅雨が明けておらず、日本に着いた日は小雨が降っていました。雨を少し残念に思いながらも、飛行機を降りて出口へ向かいます。

成田空港

4FのC1出口を出て目の前の横断歩道を渡り、レンタカーの送迎バスを待ちます。送迎専用の道路には、観光バスやホテルの送迎バスが次々に入ってきます。迎えのバスを見逃さないよう、気が抜けません。そして15分を少し過ぎた頃、車体に「AVIS Budget Rental Car」と書かれた赤と紺色の送迎車が見えました。僕たちが今回の旅で利用するお店です。空港までの送迎は、店舗への事前連絡、または空港内JTBカウンターで手続きが必要です。連絡が無い場合は迎えが来ないので、希望する場合は必ず手続きを行ってください。

バジェットレンタカー 成田空港店

さて、中に乗り込むと別のお客さんが既に乗車しており、一緒に店舗へ向かいます。空港から店舗までは10分くらいでしょうか。

バジェットレンタカー

バジェットレンタカー

バジェットレンタカー

事務所の中に入ると、英語で書かれたメッセージが壁に貼ってありました。カウンターには英語や中国語、韓国語で対応できる旨のステッカーが貼ってあったので外国語対応も可能です。「外国人のお客さんの利用も多いんですか?」「そうですね。冬はスタッドレスタイヤをつけて運転するお客さんもいらっしゃいますよ」と担当スタッフの男性は答えてくれました。

バジェットレンタカー 事務所

運転免許証を準備して、準備するスタッフを待ちます。クレジットカードでの支払いを含めたキャッシュレスがとても便利。3カ国語対応で外国の方も安心。

バジェットレンタカー 事務所

バジェットレンタカー 事務所

カウンターで待っていると、担当スタッフがタブレットを取り出し、説明を始めます。

バジェットレンタカー 事務所

バジェットレンタカー 事務所

バジェットレンタカー 事務所

必要事項を入力した後、レンタルする際の注意点や返却方法、時間を過ぎた場合の超過料金などの説明を受けます。

必要なものや注意点はこちら

また、今回僕たちは高速道路を使うので、ETCカードが必要とのこと。カードを持っていない場合は、お店で借りることも可能です。ただし、在庫に限りがあるので、高速道路を使う可能性がある場合は、事前に予約することをおすすめします。

手続きと説明が終わるといよいよ出発。「では、行きましょうか」と言う彼と一緒に、外に止めてある車の方へ向かいます。

バジェットレンタカー

バジェットレンタカー

車体に傷がないことや車のコンディションをチェックした後、カーナビの説明を受けます。

バジェットレンタカー

バジェットレンタカー

バジェットレンタカー

バジェットレンタカー

ちなみに、カーナビは3ヶ国語対応となっており、道路の標識や運転についての説明を見られるようになっています。

バジェットレンタカー

「お気をつけて行ってらっしゃいませ」。見送りをする彼を背後に僕たちは出発しました。

いざ成田を出発して長野へ。

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東京ディズニーリゾート

高速道路からは東京ディズニーランド(東京ディズニーリゾート)や東京タワーが見えます。東関道からTDLが見えたけど、ホテルっぽいものの外観しか見れなかったのは残念。

ドライブ

ドライブ

首都高からは、東京タワーがしっかり見れてちょっと感動しました。

日本のサービスエリア(SA)はまるでエンターテイメント!?    

ドライブ旅行の醍醐味といえば、寄り道です。ご当地グルメやお土産をたくさん堪能していきましょう!

談合坂SA

SAというとファストフード店が多いイメージもありますが、こちら談合坂SA ではご当地グルメやお土産、特産物がたくさんありました!トイレも明るくてきれいです。

談合坂SA

談合坂SA 下り

お土産も充実しています。

談合坂SA

諏訪湖 SA 下り

少し高台にある諏訪湖SAは、湖と山々を見渡すことができます。この日は曇っていましたが、晴れている日は、青い空と緑の山々、そして透き通るような湖がとてもきれいな景色です。

談合坂SA

諏訪のおやつ処

信州エリアのご当地グルメが食べられます。諏訪湖の景色を見ながら楽しんでいるお客さんもたくさんいました。

談合坂SA

信州名物の野沢菜

信州といえば、野沢菜。いろんなメーカーから野沢菜漬けが販売されていました。

松代 SA

松代 SA 上り

松代 SA

野菜の市場

敷地内には地元の野菜を販売しています。

松代 SA

地元の新鮮な野菜

長野県内を始め、近隣の野菜や特産物が販売されています。

千曲川 SA

千曲川 SA 上り

こちらのSAはコンビニだけの小さなSA。店内には、お土産も販売されていました。

横川PA

横川PA

一番心に残ってる「横川PA」です。車を降りたら森林のいい香りがします。少しひんやりとした空気と森林の香りがとても心地よくて、とても印象に残る場所でした。

横川PA

緑いっぱいの庭園は静かで落ち着きます。まるで観光スポットのようです。

横川PA

庭園の中から見た景色です。

横川PA スターバックス

スターバックスもあります。広いスペースが取られており、多くのお客さんで賑わっていました。

横川PA

横川PA 

こちらも売店があります。吊るされた提灯がなんだか趣がありますね。

横川PA

焼きまんじゅう、上州牛肉、玉こんにゃくが有名です。

横川PA

横川PA

横川 SA 上り

店内は広々としています。夏休みやお盆、冬休みは混雑するようです。

横川PA

峠の釜飯

こちらでは有名な釜飯を食べることができます。沢山の野菜が入った釜飯はとても美味しそうでした。

横川PA

インスタグラムのパネルもあります。

中央道は談合坂SA(中央道)と足柄SA(東名高速道路)が大きくて有名なSAです。今回は海老名SAに寄り忘れたので、もしルートに入っているのであればぜひ寄ってください。また、もし東名高速道路を使う場合は、足柄SAもいろんなものを楽しめるので、寄ってみると良いと思います。大きなサービスエリアは、とても広くて駐車場もたくさんありますが、夏休みや冬は詰める場所がなくなるくらい混雑するらしいから気をつけて。

県内の地域によって種類がちがう蕎麦 -郷土料理を食べるということ-  

長野県の郷土料理といえば「信州そば」。「信州」というのは、「信濃国(しなののくに)」の頭文字を取り、「州(国という意味)」をつけた呼称です。「信濃国」の由来は諸説ありますが、植物の「科の木」からの由来が有力と言われています。長野県には科の木がたくさん生えているのです。

また、おもしろいことに「信州そば」と言っても、種類や食べ方は土地によって違います。日本三代そばのひとつとされる「戸隠そば」、そばの実の中心部分だけを使った「更科そば」、さわやかな苦味のある「だったんそば」さらには「霧下そば」や「すんきそば」「とうじそば」「行者そば」。さまざまな種類と、食べ方を楽しめるのが信州そばの魅力です。

信州そば

戸隠生そば

さて、たくさんのお蕎麦屋さんがある中で訪れたのは、ホテルから車で数分のところにある「一松亭(いっしょうてい)」。ゆっくりと回る大きな水車と趣のある古民家風の建物が目印です。こちらのお店では、数量限定で「更科そば」を食べることができます。

一松亭 梅だれそば

僕たちは、季節限定の「梅だれそば」をいただきました。一松亭には、更科そばだけでなく、信州名物の「おろしそば」もあります。もし訪れることがあったらぜひ食べてきてください。

郷土料理には、その土地ならではの歴史や背景、そしてそこで暮らす人々の知恵が詰まっています。例えば、気候や温度など、その土地の生活環境が与える影響。郷土料理を食べることは、その土地の様々な背景を知る、そして日本の深いところを知る、ひとつのきっかけになるのだと思いました。
 
店内には家族連れや常連さんらしきお客さんが次々に来店していました。彼らが何を話しているのか、全て分かるわけではないけれど、店員さんとお客さんのやり取りや笑い声を聞いていると、とてもあたたかい気持ちになる。少しだけ、ここで生活する人の空気に触れた気がしました。

こうして、僕たちは車での旅の初日は終了です。

もし彼との出会いがなければ、僕らは「長野」を訪れなかっただろう     

長野 サイクリングツアー

風が気持ちいい!サイクリングツアー

長野 サイクリングツアー

滝でマイナスイオンを浴びる

宿でゆっくりした翌日、僕たちは黒姫駅へ向かいました。僕らが長野を訪れるきっかけとなったのは、長野県でツアーガイドをしている西田さんとの出会いです。彼は、日本を訪れる外国人にハイキングとサイクリングなどのアクティビティーを通して、日本や長野について紹介しています。もともと東京都の出身だったのですが、アウトドアアクティビティ(スノーボード・ハイキング・キャンプ)が大好きで、「豊かな自然に囲まれた場所に住みたい!」と思い、4年前に長野に引っ越したそう。

長野 サイクリングツアー

今回は黒姫駅を出発して苗名滝までサイクリングし、押し返して野尻湖を訪れる、というルートで走ります。涼しく爽やかな気候に恵まれ、山に囲まれた道の景色は素晴らしかったです。風を受けながら丘を下るのがとても楽しかったし、一度自転車を降りて、森の中を散策するのもとても楽しかった。滝の近くまで歩いたり、湖を見学したり…僕たちは、雄大な長野の自然を満喫しました。

長野 サイクリングツアー

長野 サイクリングツアー

滝の近くや川の中に入って水の冷たさを感じたり、広い道路を競争して走ったり。

長野 サイクリングツアー

川の岩を登ったり、岩と岩を渡ったり、なんてことをしたのはいつぶりだだっただろう。遠くから見るだけではなく、身体を使って自然を体感できるのは、とても気持ちよかったです。その土地を知っている西田さんがいたからこそ、僕たちは安心して滝や川で遊ぶことができました。自分たちだけだったら、きっと遠くから見て、写真を取って「きれいだね」と言って次の場所へ行っていたことでしょう。

野尻湖

野尻湖

彼がいなかったら、僕たちは長野の行くこともなかったし、長野を知ることもなかったし、長野という場所を知らないまま、それぞれの国へ戻ることになっていたと思います。

Spot

Kurohime Kogen

アウトドア インスタ映え 美しい風景
写真提供:長野県観光機構
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苗名滝

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Nojiriko Lake

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Nojiriko Lake is an ancient lake located in Nagano prefecture. In t...
長野 2.0 hour(s)

善光寺での出会いと体験  

「遠くとも一度は参れ善光寺」これは、江戸時代から人々の間で語り継がれてきた言葉です。一度でもいいから善光寺でお参りをすれば、極楽往生が約束される。そう古くから信じられているのです。

JR長野駅から約2km(徒歩約30分)の場所にある善光寺は、どこの宗派にも属さない無宗派のお寺。すべての人を受け入れる門戸の開かれたお寺として、古くから厚い信仰を集めてきました。

善光寺

善光寺ならではの体験が、本堂の真下に入り真っ暗闇な通路を通って抜ける「戒壇巡り」と呼ばれるもの。「戒壇巡り」では、階段を下りて通路に一歩足を踏み入れると全く何も見えないほどの暗闇になります。この暗闇の通路を進むためには右側の壁を手探りで進むしかなく、その際、壁に設置されている「極楽浄土への錠前」に触れるとご利益があるといわれています。

また、この「極楽浄土の錠前」は本尊の阿弥陀如来が安置されている「瑠璃壇」といった小部屋のすぐ下にあります。この「戒壇巡り」の体験は善光寺ならではのもので、真っ暗闇で一寸先も何も見えない通路を進むといった特別な体験をすることができるのです。まっくらで何も見えない回廊の中で、「右に曲がるよ!」「ちょっと止まって!」と声を掛け合いながら歩き、ドアを見つけるのはスリリングでドキドキする体験でした。

また境内のあちこちには、様々な「パワースポット」があってたくさんの人が集まっています。本堂の中では、撫でると病気が治ると言われる「撫仏(なでぼとけ)」があるのですが、たくさんの参拝者に触られたのか、仏様の顔はつるつるになっていました。本堂の外には大きな香炉があり、香炉の煙を体にこすりつけると、無病息災のご利益があると言われています。

善光寺

その後きらびやかな内陣を見学。内陣の両側には菩薩があり、「それぞれ現在と未来を表している」とのこと。ひとつひとつの建物や模様、神様に意味があります。その話がとても興味深かったです。

仏閣にはどのような意味が込められているのか、ということを知ることでより印象に残る観光ができました。お寺が日本の歴史や文化に深く関わっていることを学んだ善光寺参拝でした。

まとめ

長野県は、日本で4番目に面積が大きい県。そのため、車が無いと不便な観光スポットもあります。今回レンタカーを借りたため、少し遠い場所へも訪れることができました。また、成田から運転してきたことで、SAを訪れて僕たちの国のPAとの違いを知ることもできました。歴史ある名所や広大な自然を楽しむことができた長野の旅は、忘れられない思い出になるでしょう。実際に現地を訪れ、五感で感じることで発見できることがたくさんある素晴らしい旅。ぜひ、あなたにも体験してもらいたいです。

Spot

Zenkoji Temple

歴史
During the warring states period (15th and 16th centuries), the war...
長野 0.5 hour(s)

今回の旅行で利用したサービス・観光スポット  

バジェットレンタカー 成田空港店

一松亭(そば屋)

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参考                         

List01
List02
List03
List04
List05

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