函館市の五稜郭タワーは、地上90メートルの展望台から函館の街を360度見渡すことができます。特別史跡五稜郭に隣接しているため、展望フロアから見える星形の五稜郭跡は1番の見所となっています。1年を通して展望台からは四季折々の風景を楽しむことができ、春は桜で五稜郭の星型がピンク色に浮かび、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と全く違う表情を見ることができます。また、透明な床で下が見える「シースルーフロア」から見る景色はスリル満点です。

タワー内では箱館戦争の歴史も学ぶことができます。1階アトリウムには新撰組の土方歳三のブロンズ像や函館五稜郭祭で使用される大砲が展示されており、展望台2階には、当時の五稜郭を再現した「五稜郭復元模型」が展示されています。