うえのドイツ文化村は、宮古島にあるテーマパークで、その名の通りドイツの文化をテーマとしています。明治時代に宮古島の人々がドイツの難破船を救助した、ドイツゆかりの場所に建てられており、ドイツ文化と宮古島の美しい自然を一度に堪能することができます。
園内で最も目を引くのが、ドイツの古城「マルクスブルグ城」を原寸大で再現した「博愛記念館」です。内部には絵画や美術品が展示されている展示室や宮古島の美しい海を一望できる展望台、ドイツ貴族の衣装を着て写真撮影ができるフォトスポットなどがあります。ドイツメルヘンの世界をテーマにした「キンダーハウス」では、グリム童話に関する資料や複製画、ドイツのおもちゃの展示のほか、高さ3.6m、重さ2.6tの本物のベルリンの壁の一部が関連資料や当時の様子を写した写真パネルとともに展示されています。
服を着たまま宮古島のサンゴ礁や熱帯魚たちがすむ海の世界を見ることができる水中観光船、「シースカイ博愛」やイベント開催などもあり、小さな子供から大人まで楽しめるアトラクションが揃っています。

写真提供：沖縄観光コンベンションビューロー