小松地獄は、阿蘇くじゅう国立公園内にあり、吹き上がる蒸気や噴出する熱泥の様子を見学できます。岩肌にこびり付いた噴出物が赤く染まった様子や山肌から音をたてて湯けむりや温泉が湧き出ている光景が地獄を連想させる事から、このような名前がついているようです。

遊歩道が整備されており、周辺は約20分で一回りできます。（※散策道から出ると危険なので注意してください）近くを歩くと地熱と湯けむりで暖かく、硫黄のような温泉の香りを漂わせています。

近くには地熱を利用した八丁原地熱発電所や筋湯温泉などがあります。たまご蒸し場もあり、卵を持参すると温泉卵を作る事ができます。長い棒付きのカゴの中に生卵を入れ、約９分ほどで温泉卵になります。

新鮮な地鶏の腹にキャベツ、タマネギを詰め込んで、地獄の噴気で豪快に蒸しあげた極楽温鶏は、近くの筋湯温泉名物料理となっています。