愛媛で体験したい3つのこと:夜の生態も見れる「とべ動物園」や屋形船から見る「鵜飼」も

2020/08/26
2020/08/26
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いよかんや道後温泉で有名な愛媛県。この記事では、ナイトサファリを楽しめる「とべ動物園」や、伝統的な漁「鵜飼」など、愛媛観光で行きたい3つのスポットをご紹介します。

愛媛ってどんな所?

四国の1つ愛媛県。四国といえば、八十八箇所の寺社仏閣をめぐるお遍路さんが有名ですが、各地に歴史や名勝など様々な魅力があります。

愛媛県は大きく、中央部(中予)、南部(南予)、東部(東予)の3つの地域に分けられます。ご覧の通りそれぞれの地域の名前に「予」という字が使われていますね。「予」という字は愛媛の昔の呼び名「伊予」に由来しています。1955年に松山の南西に位置する4つの市区町村が合併して伊予市が誕生しました。現在は、いよかんや鰹節、中山栗などの名産地として知られています。

愛媛県の中心地である中予市には、3000年の歴史を持つ日本最古の温泉「道後温泉」やとべ動物園など、有名な観光地が集まっています。

日本で最も有名な動物園の1つ「とべ動物園」

とべ動物園

とべ動物園

とべ動物園

とべ動物園

多くの人が、小さい頃に自然公園や動物園に行った記憶を思い出すことができるのではないでしょうか?動物園は子供連れの家族や、動物好きにはぴったりなお出かけスポットですよね!とべ動物園は、自然に近い状態で動物たちを見たい方におすすめの場所です。

砥部町は松山市の中心部から数km離れたところにある小さな町で、元々は砥部焼という焼き物の産地として有名でした。そこに、1988年松山市にあった動物園が、動物たちのためにより良い環境を提供するために移転してきました。とべ動物園は今年2018年で30周年を迎え、さまざまなイベントやアトラクションが予定されています。
夜のとべ動物園

とべ動物園

夜のとべ動物園

とべ動物園

夜のとべ動物園

11ヘクタールの敷地に約180種1,000頭もの動物が暮らす西日本最大級の動物園です。園内は10種類のエリアに分かれており、オーストラリアストリートやベア(熊)ストリートなど、テーマに合わせてデザインされた通りを歩くことができます。しかし、とべ動物園の魅力は通常見られる動物たちの姿だけではなく、夜の動物たちの生態が見られるところ。夜21時まで、夜行性の動物たちの生活を幅広い年齢層の方に楽しんでいただけます。

とべ動物園のアイドル:ホッキョクグマの「ピース」

ホッキョクグマのピース

ホッキョクグマのピース

ホッキョクグマのピース

ホッキョクグマのピース

とべ動物園が有名な理由は、その規模の大きさだけではありません。1999年12月2日にメスのホッキョクグマの赤ちゃん「ピース」が誕生したことで、動物園は急速に人気を集め始め、誕生して間もなくホッキョクグマのアイコンとなりました。キュートな姿と仕草で、瞬く間に日本中の注目を集めます。日本で初めて哺乳瓶で飼育されたホッキョクグマの赤ちゃんとしても有名で、多くの専門家の協力の元、人工飼育を成功させました。

ピースは19歳になり(2018年現在)、日々元気に過ごしています。Youtubeで「今日のピース」を見ることもできますが、ぜひベアストリートにいるピースに会いに行きましょう!

Google Street View

コバルトブルーで彩られた町:砥部と砥部焼

砥部焼

砥部焼の器

砥部の魅力は動物園だけではありません。先ほどご紹介したように、砥部は愛媛県の中でも焼き物の名産地として知られています。この地域に伝わる砥部焼は240年以上もの歴史があり、1976年にはその重要性が国から正式に認定され、伝統的工芸品の1つに数えられるようになりました。

伝統的な砥部焼の特徴は、白地とコバルトブルーを基調する絵付けのコントラストが際立ち、シンプルで美しいデザインにあります。厚みがあり扱いやすいので、花器やテーブルウェアなど日常使いに向いています。近年はより幅広いデザインが誕生しており、現代のシーンに合うようなスタイリッシュなものも増えています。

愛媛県のお隣にある、「うどん県」で有名な香川県では、うどん屋さんに入ると砥部焼の器で提供してくれる機会がありますよ。品質の高さと利便性の高さから利用されるようです。うどんと一緒に器も楽しんでみては。

さらに砥部焼の魅力を満喫したい方は、「陶板の道(とうばんのみち)」を散策してみましょう。「砥部町陶芸創作館」や、景勝地「陶祖ケ丘」へと続く全長約500mの遊歩道で、約580枚の陶板が並びます。個性豊かなデザインの陶板で彩られるアートフルなこの場所は、工芸品好きにはたまらない人気スポットです。

伊予の小京都:屋形船から鵜飼漁を楽しむ

鵜飼

屋形船から見る鵜飼漁

かつて城下町として栄えた大洲は、「伊予の小京都」と呼ばれています。日本最古の跳ね橋や、日本建築の伝統美が詰まった臥龍山荘など、見どころはたくさんありますが、江戸から明治にかけての家並みが残り歴史情緒あふれる大洲の町並み散策もおすすめです。

季節の伝統行事の1つである、「鵜飼(うかい)漁」を見ることができるのも大洲ならでは。岐阜の長良川、日田の三隈川と並び、大洲の肱川は日本三代鵜飼として有名です。鵜を使ってアユなどの魚を獲るという独特の漁法で、その伝統は1000年以上も遡ります。時期は6月から9月中旬頃までで、屋形船から熟練の漁師さんが鵜を操る様子を観察できます。船の上では郷土料理やお酒を楽しんだり、花火大会や地元のイベントも盛りだくさん!大洲で夏の風物詩を楽しんでみては。

スポット
Tobe Zoological Park 愛媛

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