【耕三寺】しまなみ海道 尾道で訪れるべきサイクリングスポット

2020/08/07
2020/08/07
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耕三寺は、元実業家であった耕三寺耕三(こうさんじこうぞう)が母の死を悼み、また母への感謝を込めて建立した浄土真宗の寺院です。5万平方メートルのお寺の中には、多くの堂塔や博物館、美術作品が溢れています!また、しまなみ海道で人気のサイクリングを楽しめるのもポイントの1つ。耕三寺と周辺の見どころをご紹介します。

親孝行を象徴するお寺「耕三寺」

耕三寺

耕三寺(写真提供:広島県)

耕三寺の言葉に、「親は子を養育する慈悲心があるから養育するので、義務で育てているのでは無い。どこまでも親の慈悲心という広大無辺なものを考えて、それをご恩として報恩せねばならない。(参考:耕三寺博物館)」というものがあります。耕三寺耕三が彼の母を想い建てた寺院ではありますが、参拝に来てくださる方にも「お母さんを仏様のようにほめ讃えてもらいたい」という気持ちが込められています。忙しい日々を送っているとつい忘れてしまいがちな親への感謝の気持ちを思い出せるお寺ですね。

広いお寺に詰まった歴史と芸術

耕三寺

耕三寺(写真提供:広島県)

耕三寺は50,000平方メートルという広い敷地を持ち、耕三寺博物館なども有しています。本美術館では「仏教美術」「茶道美術」「近代美術」を中心とした絵画や彫刻を見ることができます。他にも、数多くの堂塔や、未来心の丘(みらいしんのおか)、耕三寺資料館などがあります。

境内ではスタンプラリーを楽しむこともでき、全5箇所を集めると特製記念品をもらえます。

未来心の丘

未来心の丘(写真提供:広島県)

そして、耕三寺美術館の裏手にあるのが「未来心の丘」。広大な敷地に白い大理石が映える美しい庭園です。世界的に有名な彫刻家の杭谷一東(くえたにいっとう) 氏が設計・施工したもので、2005年にMarble Architectual Awardsと呼ばれる世界的に権威あるコンテストで1位を受賞しています。大理石はすべてイタリアから輸入されたもので、園内はまるで地中海に来たような雰囲気。白い大理石と美術彫刻が自然の風景と見事に調和し、美しい景観を作り出しています。杭谷氏の「見て楽しむだけでなく、自然と一体となり実際に触れて楽しんでほしい」という想いが込められています。

耕三寺へはサイクリングでアクセスがおすすめ

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サイクリングでしまなみ海道を巡る

尾道といえばサイクリングも外せない人気のアクティビティ!他の観光スポットと合わせて、耕三寺へもぜひサイクリングでアクセスしてみてください。ビーチに寄ったり、スイーツを食べたり、自分のペースで回れるところが魅力です。フォトジェニックな場所も満載ですよ。初心者から本格的なサイクリストまで、満足できるコースが揃っています。

スポット
Kosanji Temple 広島

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