【松山城】当時から変わらない“松山らしさ”を感じられる。愛媛のおすすめ観光スポット

2020/09/11
2020/09/11
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愛媛県にある「松山城」は、日本に残る200のお城の中でも特に有名なお城です。1603年に松山城が築城されて以来、外観・内部ともにほとんど変わっていないので、当時の雰囲気をリアルに感じることができます。また、城の周りには絶景が多く、美しい自然がたくさんあるので、写真を撮るのにも最適です。

日本に現存するお城は12城のみ!

松山城

松山城

お城は、戦国の世に作られた防衛拠点のことで、遠方を見渡せる天守閣を持つ形が多く見受けられます。日本でお城が作られ始めたのはかなり前のことですが、本格的な天守が作られ始めたのは1579年のことでした。織田信長が領地を掌握し、その指揮により安土城が作られた頃です。それまでの城は粘土質の土や泥が使われていましたが、建材に石を導入したのは安土城が初めてです。

単純に柵で囲まれているだけの砦も、防御の目的から城とみなされることがあります。これらの建造物も加えると、日本にはかつて2万5千を超える城が存在していたことになりますが、そのほとんどが空襲や戦災、天災などによる火災で焼失してしまいました。現在、一般公開されている城は200城ほどしか残っていません。この200城のうち、天守が残っているお城は以下の12城だけと言われています。

弘前城(青森県)
丸岡城(福井県)
松本城(長野県)
犬山城(愛知県)
彦根城(滋賀県)
姫路城(兵庫県)
備中松山城(岡山県)
松山城(愛媛県)
宇和島城(愛媛県)
高知城(高知県)
丸亀城(香川県)
松江城(島根県)

内部を見学できる日本の城は、大規模な改修が施されているものがほとんどですが、当時の建築様式を残しているので、見ているだけでも当時の雰囲気が味わえます。さらに、天守が残っている12城は、外観だけでなく内部も当時のままの状態で保存されています。この12城を巡るなら、内部もじっくりと見ていきましょう!

当時の雰囲気を残す「松山城」

松山城

松山城

松山城は愛媛県にある、現存する天守閣を持つ12城のうちの1つです。1603年に築城されたこの城は、大名・豊臣秀吉に仕えた城主・加藤嘉明が創設しました。天守閣を含めて21の重要文化財からなり、巨大迷路のような形をしています。外観、内部ともに創建当時とほとんど変わっておらず、当時の雰囲気をリアルに感じることができます。

城の中心となる本丸は、標高132mの勝山の山頂にあります。徒歩で回れるルートは4つあり、それぞれ1~2時間ほどかかります。ルートごとに景色が異なり、多くの絶景を見ることができます。季節によっては、写真映えする美しい自然を楽しむことができます。例えば、4月から5月は桜やツツジ、2月頃は梅、11月には紅葉が見頃を迎えます。また、夜景の美しさも見逃せません。天守が建つ本丸広場は午後9時まで営業しています。

松山城

天守閣からの眺め

屋内から天守閣を見学することができます。天守閣に上がると高いところから大パノラマを楽しむことができ、城主になった気分になれるでしょう。天気が良ければ、西日本最高峰の石鎚山や瀬戸内海に浮かぶ島々が見えるかもしれません。

坊っちゃん列車に乗って松山を楽しむ

坊っちゃん列車

坊っちゃん列車

松山城に行くには「坊っちゃん列車」を利用します。坊っちゃん列車は、明治時代67年間に渡り活躍した蒸気機関車を再現したものです。松山城を訪れた際には「坊っちゃん列車」に乗って、レトロな日本を感じながらお城に向かってみてはいかがでしょうか。お城までの移動もワクワクするイベントです。

坊ちゃん列車は、道後温泉、大街道、松山市、JR松山駅前、古町などの各駅に停車します。道後温泉は日本最古の温泉として知られています。松山城を訪れた後は、温泉でのんびりしてからホテルに戻ってみてはいかがでしょうか。

スポット
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スポット
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