【東京のおすすめ酒蔵見学ツアー】利酒・酒蔵体験を外国人目線で体験してみた

2020/01/06
2020/04/30
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今や日本酒は世界中で愛されていますが、日本酒がどのように作られているのか、実際に知っている人は少ないのではないでしょうか。今回、私カティーが、日本酒の製造工程を学ぶだけでなく、実際に2つの酒蔵を見学することで、より深く日本酒を知りたいと思います。有名な酒蔵の秘密を知るとともに、日本酒の試飲も楽しめるみたいですよ。

東京の酒蔵めぐり:WOW U-guide toshiと一緒に

日本酒にどんなイメージを持っていますか?辛口?アルコール度数が高い?WOW U-guideのtoshiによると、そんな固定観念は必ずしもそ当てはまるわけではないと言います。特に彼の「日本酒の真実を知ろう」というキャッチコピーには興味をそそられました。みんな大好き日本酒の真実を知りたいと思わない人はいないはず!?
ということで、さっそくWOW Uのウェブサイトからトシさんに予約をして、出発の準備をしました。

toshiのプロフィール詳細はこちら!

ツアー
Sake Brewery Tour near Tokyo

WOW U-guideと待ち合わせ

toshi

待ち合わせは、新宿駅か東京駅、または最初の酒蔵の最寄駅である拝島駅で2つを提案してくれました。会った瞬間から、トシさんがカリスマ的なツアーガイドなのだろうということが分かりました。流暢な英語で挨拶をしてくれ、しっかりと握手をしてくれました。また、私の名前が書かれたボードを用意してくれていただけでなく、日本酒の楽しみ方や醸造の仕組みなどについての英語のパンフレットも用意してくれていました!最初の酒蔵まで歩いている間、パンフレット以外の情報も教えてくれたり、私がどのくらい醸造過程について基本的な用語を知っているのかを話しました。また、トシさんは高級アルコールにも興味を持っているようです。彼の両親も大の日本酒好きだそうですが、ワインやスピリッツといった発酵飲料の愛好家でもあるようですよ。

toshi

酒造りの秘密や真実を自分の目で確かめたいと思い、自分で調べてみたそうです。このツアーを作るにあたっては、東京近郊のいくつかの酒蔵に訪れ、ツアーにベストな酒蔵を選んだという徹底ぶり。さらには、醸造協会にも足を運び、醸造過程を理解するために英語のパンフレットなどを手に入れたそうです。彼が企画したツアーに情熱を燃やしているのが伝わってきて、醸造所までの道のりがとても楽しいものになりました。

石川酒造

石川酒造

最初の目的地は、大きな木の樽と伝統的な蔵造りの建物が目印の「石川酒造」です。アーチをくぐると、いくつかの建物が並んだ、日本庭園式の小さな中庭に辿り着きました。石川酒造の広報であり、英語ガイドも務める石岡さんも交えて案内をしていただきました。彼女の英語力と知識の多さから、きっと海外でも石川酒蔵を紹介したことがあるのだろうと思います。

いざ石川酒造の中へ潜入!

石川酒造

いよいよ本醸造所に入ります!建物の中は酒の香りが充満していました。石岡さんによると、この蔵は伝統的な建築様式でとても頑丈に作られているとのこと。何世代も前から、酒造りに適した温度を保つように設計されているのだそうです。

その後、酒造りのプロセス、所用時間、使用する材料、発酵プロセスの重要性などを説明してくれました。気になる質問があると、1つ1つ丁寧に答えてくれました。

驚いたのは、夏の気温の上昇を避けるため、石川酒造では3月に仕込みを中止し、7月に仕込みを再開するということ。冷房の効いた酒蔵では一年中仕込みができますが、石川酒造ではこれまでの歴史と味のために、昔からのやり方で仕込みをしているそうです。

また、日本では伝統的に女性の酒造りは禁止されていましたが、今では30人の女性の杜氏(とうじ)がいるということを教えてくれました。また、日本で酒造りを始めた外国人の方もいて、有名な賞を受賞しているそうです。日本酒の人気が高まる中、酒造りへの障壁も低くなっているのですね。

石川酒造内を歩いてみる

石川酒造

醸造用の道具を見て回った後は、外に出て石川酒造の敷地内の様子を見に行きました。驚いたことに、醸造所以外の人がたくさんいました。どうやら、日本酒好きの方や地元の方など、一般の方も過ごせるようになっているようです。

庭園内にあるケヤキの木は樹齢400年と言われており、 "パワースポット"として来る人も多いとのこと。そのほか、地下150mから汲み上げる「仕込み水」や、第二次世界大戦時のものと思われる、古い甑(こしき)、ビール醸造用の大釜なども見ることができました。6棟の建物が国の重要有形文化財に登録されているので、昔ながらの酒蔵の様子を感じることができます。また、敷地内には、後にご紹介する、おしゃれなイタリアンレストランがあることも人気の理由みたいですよ。

お待ちかねの日本酒テイスティング!

利酒

いざ石川酒造での日本酒のテイスティングタイムです!小さなプラスチックのカップに入れて、その場で醸造された様々な日本酒を楽しむことができます。
※石川酒造が提供する日本語での試飲付きツアーは別途申し込みが必要なため、公式サイトでご確認ください。今回はWOW Uのツアー料金に含まれています。

最初のお酒は、米と酵母と水だけで仕込む純米酒。石岡さんによると、このお酒は熱燗でも冷やでもお勧めできるとのこと。口中に香りが広がり、甘い後味を楽しむことができました。

2番目のお酒は「生」の純米酒、つまり低温殺菌をしていないお酒でした。できあがった後も発酵が続いているため、熱燗にしてしまうと風味が損なわれてしまうとのこと。味はやや強めで辛味があり、香りは初めて嗅ぐ香りでした。

そして、最後のお酒は梅酒でした。女性に人気で、かき氷と一緒にいただくのもおすすめとのこと。フルーティーな甘さで、今回のテイスティングで一番のお気に入りでした!

出来立てクラフトビールとイタリアンのランチ:「福生のビール小屋」

福生のビール小屋

トシさんは石川酒造の中にあるイタリアンレストラン「福生のビール小屋」の席を事前に予約してくれていました。地元の人や外国人観光客など、多くの人が店内や日当たりの良い中庭で食事を楽しんでいました。ランチメニューは、メインディッシュとサラダ、ノンアルコールドリンクが付いて2000円前後。もちろん、石川酒造の日本酒も置いているので、もっと飲みたい方はおすすめを聞いてみてはいかがでしょうか。

ランチを食べながら、トシさんの日本酒への情熱を聴き、とても楽しい一時を過ごしました。彼は経験豊富なガイドですが、中でもこの日本酒ツアーは彼が作った独自のもので、彼にとっても自信を持っておすすめするツアーです。私が尋ねた質問にはすべて答えてくれ、トシさんが自分の趣味を仕事にしているのがよくわかりました。そして、わたしたちは美味しい食事を終える、駅に戻りました。

小澤酒造

小澤酒造

小澤酒造は、同じ中央線沿いのさらに少し西に行ったところにあります。1軒目の石川酒造へは東京都心から約1時間ほどかけて移動してきていたので、小澤酒造までは短く感じられました。トシさんのパンフレットをめくりながら窓の外を見ると、都会のビルから、山や畑へと風景が変化していきました。同じ東京都は思えないくらい、新鮮な空気、小鳥のさえずり、太陽の光があふれています。都心を離れた小旅行に最適な場所です。

小澤酒造のツアー

小澤酒造

小澤酒造でも石川酒造と同様、独自のツアーが提供されており、ガイドの吉崎さんが建物の中を案内してくれました。私はトシさんに通訳をしてもらい、解説を聞きました。驚いたことに、1702年頃から使用されている伝統的な酒造りの道具と現代技術、どちらもを使って酒造りをしているとのことでした。現在では23代目の小澤幹夫氏が後を継いでいます。

中に入ってまず驚いたのは、玄関先の大きな神棚があったことです。酒造りは危険な作業を伴うこともあるので、仕事がうまくいくようにと、毎朝祈願するそうです。また、奥に入る前に靴底を消毒する消毒槽がありました。

小澤酒造の建物は約300年の歴史を持ち、今もなお健在です。酒造りの工程を教えてもらった後は外に出て、山の湧水を汲み上げる井戸を見に行きました。クリアなテイストのお酒を造るためには綺麗な水が欠かせないそうです。

小澤酒造の日本酒テイスティング

小澤酒造

小澤酒造のテイスティングは、庭を見下ろすような絶好のロケーションで、日本酒を楽しむことができます。各種日本酒のボトルや瓶が並び、気さくな店員さんがそれぞれの好みに合わせて親切にアドバイスをしてくれます。ツアー参加者は一杯目が無料になるのも嬉しい!

私たちは、それぞれ別の種類の日本酒を選び、どちらがお気に入りか比べてみたりしました。この時、私たちグループと、外国人2人、日本人女性1人が参加していました。初対面ながら、お互いに日本酒の好みを話し合えてとても楽しかったです。最初の試飲で、みんなそれぞれ好きな日本酒が違ったのもまたおもしろいポイントでした。また、小澤酒造が所蔵している他のお酒も試してみました。

小澤酒造 おちょこと日本酒のセット

何種類か試飲してみたいという方には、おちょこ+日本酒セットがおすすめ。1杯200〜500円のお酒の値段と蔵元のロゴ入りのおちょこがセットになっています。2杯目以降は、おちょこを再利用しておかわりをすると、全品100円引きになる仕組みです。もちろん、おちょこはお持ち帰りできますよ。この日は、甘くて、香りがよくて、フルーティーな、いろいろな日本酒の味に触れることができました。

ツアーの最後には、熱燗用に、蔵のロゴが入った徳利も購入しました。これで、家に自分用の徳利とおちょこのセットが揃いました。

小澤酒造ツアー

トシさんとは都心寄りの駅でお別れしました。このツアーのおかげで、私の日本酒に対する辛口で飲みにくいイメージが変わったような気がします。興味のある方は、ぜひツアーをチェックしてみてください!

ツアー
Sake Brewery Tour near Tokyo

Toshi:日本酒の味を楽しむだけでなく、日本酒が作られている背景もぜひ体験してもらいたい。日本酒の真実と秘密、そして日本らしさを知ってもらえればと思います。

toshiのプロフィール詳細はこちら!

まとめ

推しポイント: お酒好きから日本酒初心者まで、どなたでも参加できるツアーです。日本酒は多くの日本文化と関連しています。このツアーでは、東京の喧騒を離れ、伝統的な日本酒の製造工程を見学することができます。

注意: 当日の運転はお控えください。血中にアルコールが含まれている場合、日本での運転や自転車の運転は違法となります。

WOW U-guide: Toshiは流暢な英語を話します。彼は多くの専門用語を知っていますが、相手に合わせて説明してくれるので安心です。

場所:
石川酒造
〒197-8623 東京都福生市熊川1番地
小澤酒造
〒198-0172 東京都青梅市沢井2-770

言語: 英語、日本語

所要時間: 今回は東京駅または新宿駅8:30スタートで選べました。その他、希望の場所があれば相談することもできます。JR青梅駅にて16:30頃に終了しました。

最小催行人数: WOW Uのツアーページには最小催行人数3名と書いてありますが、2人組のだった場合等もお気軽にご相談ください!

制限事項: 子供はツアーに参加できますが、未成年者の飲酒は禁止されています。日本の飲酒の法定年齢は20歳からです。

追加費用: ツアー代金の他に、別途交通費がかかります。また、ツアーに含まれているお酒よりも多くのお酒をご希望の場合は、1杯につき追加料金がかかります。ガイドの昼食と交通費はツアー料金に含まれています。

オプション: 小澤酒造では、記念に徳利やおちょこを購入することをお勧めします。私も2つのおちょこと徳利を購入し、今ではマイ徳利とおちょこでお酒を楽しんでいます。

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