【昭和大仏】青森の開運パワースポット

2020/08/12
2020/08/12
thumbnail

青森の青龍寺にある昭和大仏は、日本最大の青銅座像です。仏像の中に入ることができ、殉国英霊慰霊の間や大仏の原型を見ることができます。境内には他にも、日本で4番目に高い五重塔や美しく手の施された日本庭園などもあり、見どころ満載。写経や座禅も体験できます。

座像日本一の高さを誇る昭和大仏

青龍寺

青龍寺

青森県にある青龍寺は、1982年に織田隆弘(おだりゅうこう)師が高野山の青森別院として開山したお寺で、2年後の1984年に昭和大仏が完成しました。

昭和大仏は、青銅座像の中で日本一高い大仏です。奈良の東大寺の大仏は高さ14.98m、鎌倉の大仏は高さ13.35mに対し、昭和大仏は21.35mに達します。膝から膝までの幅は約15mで、重さは220tにもなります。仏像は豊かな自然に囲まれた野外に鎮座しており、まるで木々の間に浮かんでいるよう。

昭和大仏は「法界浄印(ほっかいじょういん)」と呼ばれる、座禅の際の手の組み方をされています。法界とは宇宙を意味し、定印は禅の瞑想の印の略を意味します。昭和大仏は、両手を膝の上で左の手のひらを下に、右の手のひらを上に重ね、左右の親指の先をつける法界浄印を結んでいます。他の仏像と比べて、昭和大仏は頭や胸、腕などに豪華な装飾が施されており、大日如来(サンスクリット語:マハーバイローチャナ)をご本尊としていることが分かります。

昭和大仏

昭和大仏

昭和大仏の近くに行くと、穏やかな笑顔で出迎えてくれます。この巨大な仏様を前にし、心を落ち着かせるのもいいですね。境内や建物は美しい自然に溶け込み、散策したり写真を撮ったりする人も。また、手入れの行き届いた日本庭園もあり、日本の伝統的な美しさに触れることができます。昭和大仏へ向かう参道の途中には、水子供養のお供えものである、色とりどりの風車がくるくると回る様子を見ることができます。

昭和大仏の内部を探る

昭和大仏の中には、殉国英霊慰霊の間と大仏の原型が奉安されている場所があります。殉国英霊慰霊の間は、ご遺族だけでなく、多くの県民や国民が思想や宗教を超えて供養していただきたい、そして平和を祈っていただきたいという想いが込められています。また、1階には、極楽と地獄が描かれた「地獄極楽図」を見ることができます。

五重塔や休憩処も

青龍寺 五重塔

美しく佇む五重塔

青龍寺にある五重塔は39.35mで、木造のものとしては京都の東寺、奈良の興福寺、香川の善通寺に続き日本で4番目の高さを誇ります。青森の天然ヒバの木が使用されています。1996年に完成したこの塔は台風や火災などの自然災害にも耐え、免震構造のおかげで2011年に起きたマグニチュード8.9の地震でも倒壊することはありませんでした。

また、境内には、そばやうどん、和菓子などの軽食が食べられるお店「洗心庵」があります。境内を散策して疲れた時は、こちらでひと息つくことができます。営業期間は4月1日から10月31日までで、午前11時30分から午後4時30分まで。すぐ隣にある売店では、お守りや、お供え用のロウソク、風車を購入することができます。売店も同じく4月1日から10月31日まで、午前10時30分から午後5時30分まで利用することができます。

写経と座禅で穏やかなひと時を

写経

写経体験

芹生児では写経を体験することもできます。午前9時から午後3時の間自由に出入りすることができ、納経料は1,000円です。宗派問わず、誰でも参加することができます。お経の文字をなぞることで、病気平癒や災難消除といった祈願や、先祖供養をすることができます。その他、騒がしい心を落ち着かせたり、雑念をクリアにしたり、姿勢が良くなるなどの嬉しい効果も期待できます。

第2・第4日曜日(4月~11月)の朝6時には、粥朝食付きの座禅会を開催しています。お坊さんの説法と読経も行われ、静かに心と向き合うのに絶好の機会です。参加費は1,000円で、事前に電話(017-726-2312)で予約が必要です。

スポット
青龍寺(昭和大仏) 青森

Sponsored Links

感性を刺激するツアーを探す

ガイド付きツアーは、ガイドの感性に触れるツアーです。旅行という非日常で多様な価値観に触れ、自らの価値観を豊かにしましょう。

探す
WOW U-mediator

モバイル版アプリ

モバイル版アプリをインストールすることで、タブレット・スマートフォンで快適にWOW Uを閲覧・操作できます。
動作保証環境については各ダウンロードページをご参照ください。

App Mock